キヤノン2016年度12月期配当金が支払われる
高配当株の超メジャー銘柄キヤノン(7751)から年度末配当金が支払われました。キヤノンの2016年度年間の総配当額は一株あたり150円ですが、6月の中間配当で75円が支払われているため、今回の本決算時の配当も同額の75円ということになりました。
12月末の配当権利確定時点の月のマグマのキヤノン保有株数は2,400株でした。
@75円×2,400株=180,000円(税引き前配当収入)
180,000円×0.20315(税率)=36,567円(税金)
上記計算により所得税・復興特別所得税及び住民税を引いた手取り額で143,433円の配当金受け取りとなりました。
キヤノンは自社株買いや積極的な配当姿勢などで株主重視の経営をすることで知られています。現に配当は1988年以降、29年間にわたって一度も減配することなく着実に増配・配当の維持を行っています。
代表取締役である御手洗会長は経団連会長などを務めた経済界の超大物ですが、会社として充分に株主にリターンを返しているという自負があるせいか株主に対する姿勢も堂々としていると感じます。株主総会での株主との質疑応答の様子などを漏れ聞く限りにおいて、株主に媚びるような様は微塵も無いようです。
株主としては経営者の媚びやへつらいなどよりも、実績で返してくれることこそを望んでいますので、月のマグマ的には大変評価している経営者です。こういった経営をしてくれている限りにおいては、長く保有できる銘柄だと感じています。
月のマグマ株式資産、現段階においても組み入れ額でトップに君臨するエース銘柄です。
四季報(2017年2集)によると同社株の概況は下記の通りとなります。
時価総額 | 43,907億円 |
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自己資本比率 | 54.2% |
PBR | 1.29倍 |
2017.12期一株純利益 | 155.7円 |
2017.12期予想配当株 | 150~160円 |
株価は昨年年初から急激に円高が進んだことに合わせて大きく下落しました。2016年6月には2,780円まで下落する場面がありましたがその後持ち直してきています。
※上記株価チャートはヤフーファイナンスより引用
今後も万一大きく売られるようなことがあれば適宜買い増し、長く保有して好配当を享受し続けたいと思っています。