将来性を考え、日本郵政の撤退売りを開始しました。
目次
日本郵政からの撤退を決定し500株売却
本日現在で700株を保有している日本郵政【6178】からの撤退を急遽決定、本日500株を売却しました。
後場に1285円で売却しました。
少し前から日本郵政の今後を考えるにつけ、保有し続ける理由が無いことに気づき売却を検討していました。
財務省が将来追加売却してくることは確定的。
また、稼ぎ頭である金融子会社のゆうちょ銀行【7182】とかんぽ生命【7181】株も手放して行くことが決定している以上、残されるのは多額の現金と赤字会社である日本郵便ということになります。
普通に考えてジリ貧になることは明らかです。
例えてみればドコモが携帯電話事業を手放すことが確定しているというようなものであり、ドコモには日本郵便のようなお荷物が無いことを考えると、この例えより酷い話だと言えるかも知れません。
後は、それら優良子会社株の売却代金を原資とする投資に期待することになりますが期待薄です。
日本の伝統的大企業の投資下手は生半可なものではありません。
そんなことを考えていたところへ近時の株価回復となったため、撤退を開始した次第です。
株価は月のマグマ売却後に一段高となり高値引けとなる1295円で取引は終了、VWAPも1,287.5013円となりました。
市場平均より下で売ったことになります。
【日本郵政】本日の取引の精算
購入単価 | 1248.4円 |
---|---|
売却単価 | 1285円 |
売却株数 | 500株 |
粗 利 | 18,300円 |
購入時手数料 | 627円 |
売却時手数料 | 525円 |
税 金 | 2,528円 |
純利益 | 14,620円 |
500株を売って合計利益額は15,000円足らずでした。
日本郵政の1単元あたり予想配当金は5,000円のため、5単元持っていれば年間25,000円の配当収入になります。
今回の売却益はそれを大きく下回ってしまいますが、撤退戦ですから仕方ありません。
微益でもプラスで撤退できて幸運と考えるべきでしょう。
保有額ベースで3.9%を超える予想配当利回りに後ろ髪を引かれる思いがあるのは事実ですが、仕方ありません。
高配当と言えども安定した事業の継続性あってのものです。
月のマグマの保有株の購入単価管理についての考え方は下記記事に詳しく書いてあります。ご興味ある方は読んでみてください。
直近の日本郵政の売買履歴
同銘柄に関しては実は昨年末以降結構頻繁に売買をしてきました。
日付 | 売買 | 単価 | 株数 | 備考 |
---|---|---|---|---|
2017年12月4日 | 売り | 1277円 | 400株 | 損出し |
2017年12月5日 | 買い | 1275円 | 400株 | 買戻し |
2018年5月31日 | 買い | 1248円 | 100株 | ナンピン |
2018年6月19日 | 買い | 1222円 | 200株 | ナンピン |
2018年8月20日 | 売り | 1285円 | 500株 | 撤退開始 |
昨年12月4日と5日に、節税目的での一時売却と買戻しを行い、その後2度に渡りナンピン買いをしてきました。
そして本日、保有700株中500株を売却し、大きく持ち分を減らすことに成功しました。
■日本郵政過去2年間の株価チャート
※SBI証券HPより引用
今日の売却で持ち高は、昨年末に1275円で400株購入した残りの200株分だけとなりました。
全株売却しなかった理由は、長期的にはお先真っ暗でも短期的には上がるかも知れないというスケベ心によるものです。
それに、200株25万円程度の投資資金ならば万万が一価値がゼロになったところで、大した損害ではありません。
上がってよし下がってもさして気にならない丁度よい塩梅の保有状態になりました。
株式資産額2018年8月20日現在
本日大引け時点の月のマグマ株式資産は下記のようになりました。
2018年8月20日大引け時点
60,930,695円
・先週末比 -219,825円(-0.36%)
・ブログ開始時比 +6,399,727円(+11.74%)
先週末死守していた6100万円の大台をあっさりと割ってしまいました。
少し上がってはまた下げてという展開には飽き飽きしてきてしまいました。
奇しくも9月配当権利日が近づいてきました。
もうすぐ配当の権利がもらえるというのに、格安でその権利を譲ってくれるという人がいるのですから「それはそれはどうも」と言って買っていけば良いと思っています。