こんにちは、月のマグマです。いよいよ3月期末決算企業の決算発表が本格化し始めました。
先日の記事にも書いた通り、月のマグマ株式資産銘柄も本日の日本高純度化学(4973)を皮切りに、相次いで決算発表を行うことになります。
⇒【月のマグマの株式保有銘柄】2017年3月期の決算発表予定日一覧
目次
日本高純度化学2017年3月期決算発表
■日本高純度化学の平成29年度3月期業績
売上高 | 8,229(-2.4%) |
---|---|
営業利益 | 900(-6.0%) |
経常利益 | 1,002(-4.3%) |
当期純利益 | 716(+1.2%) |
※単位百万円、()内は対前年比
ほぼ昨年度並みでの着地となりました。上々の結果だと思います。
続いて配当金額です。
日本高純度化学2017年3月期配当金
■当期純利益及び配当金
H.29年3月期 | H.28年3月期 | |
---|---|---|
1株当り純利益 | 124.44円 | 121.31円 |
年間配当金 | 80円 | 80円 |
こちらも想定通りの前年配当額を維持した形になりました。1株あたり純利益が昨期より若干増えていますので、配当負担はわずかながら減少したことになります。
来年度の業績見通し
■2018年3月期業績見通し
売上高 | 8,470(+2.9%) |
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営業利益 | 940(+4.4%) |
経常利益 | 1,030(+2.7%) |
当期純利益 | 730(+1.9%) |
1株当り当期純利益 | 127.08 |
配当金 | 80 |
※単位は1株当り純利益と配当金は円、その他は百万円、()内は対前年比
期初に発表される業績見通しというものはその銘柄ごとに、強気で出してくる会社、弱気の会社、でたらめな会社とそれぞれに癖があるためその数字だけを見て一喜一憂することはできないのですが、概ね過年度程度の業績を見込んでいるようです。
業績と配当の安定を良しとする月のマグマとしては、満足できる決算発表となりました。
月のマグマの日本高純度化学保有状況
■日本高純度化学(4973)全売買履歴
年月日 | 取引 | 価格 | 株数 |
---|---|---|---|
2015.2/25 | 買い | 2,518 | 100 |
2015.3/30 | 買い | 2,484 | 100 |
2015.7/10 | 買い | 2,423 | 100 |
2015.8/21 | 買い | 2,345 | 100 |
2015.8/25 | 買い | 2,201 | 100 |
2016.1/19 | 買い | 2,121 | 100 |
2016.2/4 | 買い | 2,053 | 100 |
2016.4/8 | 買い | 1,985 | 100 |
2016.8/29 | 売り | 2,293 | 100 |
2016.9/5 | 売り | 2,352 | 100 |
2016.10/19 | 売り | 2,434 | 100 |
2016.11/28 | 売り | 2,494 | 100 |
昨年の8/29以降少しづつ売却を進めて今日に至っています。現在保有株数は400株となっています。
※上記株価チャートはヤフーファイナンスより引用
昨年12月に高値2,553円を付けた後は調整局面入りとなっていましたが、4月に入って反発して来ています。本日の終値は2,329円となりました。
2,200円に接近したあたりで買い戻しが出来ていればこの反発局面を受けてナイストレードとなっていたところです。実際には「あともう少し下がったら買おう」と思っているうちに反発してしまいました。まあ、よくあることです。
日本郵政は4,000億円の損失を計上
本日、日本郵政(6178)は記者会見を行い、2017年度3月期決算において4,003億円の損失を計上すると発表しました。
2015年に買収したオーストラリアの物流子会社トールの減損に伴う会計処理を行うことがその原因で、それを受けた最終損益は400億円の赤字に転落することになりました。。
⇒配当利回り4%目前の日本郵政ナンピン買い、資産は急反発で増加中
⇒株価暴落に乗じて配当利回り3.7%に迫った日本郵政をナンピン買い
同社が最終赤字になるのは2007年の郵政民営化後初である点が強調されて報道されていました。
同社が上場したのがわずか1年半前の2015年11月です。何故その時にこの大きな大きな時限爆弾に誰も気づかなかったのかと忸怩たる思いを抱きます。まさか大人の事情で見て見ぬふりをした存在がいたとは信じたくありませんが疑いたくなります。
まあ、恨み言は言いましたが、月のマグマは実はそれほど落胆はしていません。4000億円の減損と聞くとびびってしまうかも知れませんが、同社の利益剰余金は連結ベースで3兆6千億円あります。
これぐらいで天下の日本郵政の屋台骨が揺らぐことは無いと考えます。恐らくなんだかんだ言いながらも配当も継続すると考えます。
この後強気にガンガン買っていく気はありませんが、さらに株価が押すようであればナンピンしていく予定です。
全体相場は絶好調で資産額も急ピッチで戻し中
■月のマグマ株式資産額
2017年4月25日大引け時点
54,926,956円
前日比 +610,600円、 +1.12%
先週末比 +1,338,530円、+2.50%