目次
恐怖の株価大暴落のはじまりか
本日の東京株式市場は大きな下げとなりました。FOMCメンバーによる「株価割高」発言や、朝鮮半島有事が意識されたことがその要因と説明されています。東証一部の値上がり73銘柄に対し、値下がりが1,919銘柄と全面安の様相でした。
本日の株価指数
日経平均 | 18,597.06円 | -264.21(-1.40%) |
---|---|---|
TOPIX | 1,480.18 | -24.48(-1.63%) |
東証一部の売買代金も、活況の目安とされる2兆円を大きく上回り2兆4千億円を超えています。また、東証一部上場3,559社の約18%にあたる644社が年初来安値を記録しています。
不自然に強かった相場の雰囲気が変わってきた印象です。市場全体に弱気が蔓延してきている気がします。これが一過性の調整で、すぐに反発するようであればそれに越したことはありませんが、しばらくは低迷することも覚悟しておいた方がいいかもしれません。
日本郵政(6178)をナンピン買い実施
本日、日本郵政(6178)を1,365円で100株ナンピン買いしました。
日本郵政は、同社の80%超の株式を保有する筆頭株主の財務省が、同社株の第二次売り出しを予定していることを1月に発表しています。需給悪化懸念から株価は発表直後はパニック的に売られ下落したものの、それ以降はそれほど積極的に売り込まれることも無く推移していました。それがここに来て全体相場と歩調を合わせて大きく値を切り下げて来ています。
日本郵政の子会社ゆうちょ銀行を含め、他の銀行もここのところキツイ下げになっています。全体相場が悪い時に銀行が軟調なのはいつものことであり、この点は致し方無いところでしょうか。
結局本日の日本郵政は安値は1,351円まであり、終値は1,357円とこちらも月のマグマ買値を下回って引けています。
月のマグマのこれまでの日本郵政の購入推移は下記の通りとなります。
日本郵政株購入推移
日付 | 株数 | 買値 |
---|---|---|
2017.1/12 | 100 | 1,467 |
2017.1/16 | 100 | 1,410 |
2017.4/6 | 100 | 1,365 |
本日の取引の結果、日本郵政の持株数合計300株、合計取得額424,200円、平均単価1,414円、配当利回りは3.54%となりました。
今後業績の上下のブレは構いませんが、減配だけは避けて欲しいところです。
日本郵政の業績等今後の見通し
同社については、利益を上げられる金融2社(ゆうちょ銀行、かんぽ生命)にお荷物の日本郵便がぶら下がっているという構図でよく語られます。実際の姿もそんなところなのだと月のマグマも思っています。
郵便サービスは僻地等採算が合わない地域にも郵便局を置くことを含めて、あまねく展開することを求められるいわゆるユニバーサルサービスの側面が強く、民営化して営利企業化すること自体が疑問視されていたことも事実です。
しかし、絶対に倒産はしない会社ですし、元々お役所だったことを考えれば合理化余地は極めて大きいとも考えられます。また、個別宅配サービスについて先日クロネコヤマトが値上げを発表したことや、郵便はがきを23年ぶりに値上げすることが決まっていることなど、今後の収益改善の明るい材料も出てきています。
結論としては、いつもの長期継続保有で行こうと思っています。さらに下げればナンピンを検討したいと思います。
月のマグマ株式資産額も過去最低を連日で絶賛更新中
全体相場の下げにあわせて月のマグマの株式資産も順調に縮小していっています。今日は特に月のマグマ資産にも多く組み入れられている電気・ガス及び鉄鋼セクターの下げが厳しく、その分ダメージも大きくなりました。
2017年4月6日現在の月のマグマ株式資産額
53,334,066円(前日比 -774,899円、-1.43%)
ブログ開始後最低金額を大幅更新
暴落時は長期投資の種まきのチャンスです。下がればたんたんと買い向かうだけです。あせらずいこうと思います。