急騰した日本バルカー工業を売却【決算発表】日本郵政、ゆうちょ銀行、黒田電気、あおぞら銀行、三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループ

先週金曜日の大引け後に2017年3月期決算を発表した日本バルカー工業(7995)が急上昇、月のマグマに利益をもたらしました。

工業イメージ20170515

目次

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好決算で急騰した日本バルカー工業を利益確定売り

先週末12日に発表した決算が好感された日本バルカー工業の株価が、本日大きく上昇しました。

【決算発表】IDEC、日本バルカー工業、シナネンホールディングス

全体相場が円高進行と、直近の株価上昇への警戒感から下げる中、終値でも73円高の2,017円(+3.76%)と大変堅調でした。

同社の株を600株保有していた月のマグマは本日の高値圏2,022円で100株売却しました。

日本バルカー売却20170515

高値は2,039円までありましたがVWAPは2,006円であり、悔しい思いをした先週末のIDECの売りと違い、一日の平均より上で売ることが出来ました。

本日の売却分は1,515円で買っていた分を売りましたので、税金・手数料を引いて38,985円の純利益となりました。

税引き前(グロス)の配当金額ベースで優に5年分の配当額を売却益で確保したことになります。

以下、本日発表された月のマグマ保有銘柄決算内容になります。

追記 日本バルカー工業を全株売却したので投資成果を振り返ってみた

日本郵政2017年3月期決算発表

まずは日本郵政(6178)の2017年度3月期本決算内容です。

日本郵政の平成29年度3月期決算

■日本郵政の2017年度3月期業績

経常収益 13,326,534(-6.5%)
経常利益 795,237(-17.7%)
親会社株主に帰属する当期純利益 -28,976(-%)

※単位百万円、()内は対前年比

先だって豪州物流子会社の減損に伴う最終赤字化が発表されていましたので、発表された決算数字に特段の驚きはありません。

【2017年3月期決算発表】日本高純度化学、日本郵政は巨額損失計上へ

日本郵政に関しては決算の話題よりも、野村不動産ホールディングス(3231)を買収するという報道で世間を騒がせています。また馬鹿な投資をして既存株主を地獄に叩き落とすことだけはやめて欲しいものです。

続いて配当金額です。

日本郵政2017年3月期配当金

■当期純利益及び配当金

  H.29年3月期 H.28年3月期
1株当り当期純利益 -7.04円 97.26円
年間配当金 50円 25円

従前予想通りの配当額となりました。

日本郵政の2018年度業績見通し

■2018年3月期業績見通し

経常収益 12,460,000(-6.5%)
経常利益 780,000(-1.9%)
親会社株主に帰属する当期純利益 400,000(-%)
1株当り当期純利益 97.18
配当金 50

※単位は1株当り当期純利益と配当金は円、その他は百万円、()内は対前年比

最終利益が黒字化するのは結構なことです。

ゆうちょ銀行2017年3月期決算発表

続いてゆうちょ銀行(7182)の2017年度3月期本決算内容です。

ゆうちょ銀行の平成29年度3月期決算

■ゆうちょ銀行の2017年度3月期業績

経常収益 1,897,281(-3.6%)
経常利益 442,085(-8.2%)
当期純利益 312,264(-3.9%)

※単位百万円、()内は対前年比

減収ですがまぁこんなところでは無いかという数字です。

続いて配当金額です。

ゆうちょ銀行2017年3月期配当金

■当期純利益及び配当金

  H.29年3月期 H.28年3月期
1株当り当期純利益 83.28円 86.69円
年間配当金 50円 25円

こちらも想定通りの50円配当となりました。

ゆうちょ銀行の2018年度業績見通し

■2018年3月期業績見通し

経常利益 490,000(+10.8%)
当期純利益 350,000(+12.0%)
1株当り当期純利益 93.35
配当金 50

※単位は1株当り当期純利益と配当金は円、その他は百万円、()内は対前年比

増益予想で大変結構だと思います。

黒田電気2017年3月期決算発表

黒田電気(7517)の2017年度3月期本決算内容です。

黒田電気の平成29年度3月期決算

■黒田電気の2017年度3月期業績

売上高 229,571(-19.6%)
営業利益 7,088(-12.6%)
経常利益 6,953(-9.9%)
親会社株主に帰属する当期純利益 4,844(+25.2%)

※単位百万円、()内は対前年比

芳しくない決算数字となりました。

続いて配当金額です。

黒田電気2017年3月期配当金

■当期純利益及び配当金

  H.29年3月期 H.28年3月期
1株当り当期純利益 128.73円 102.86円
年間配当金 95円 67円

こちらも従前からの想定通り95円の配当となりました。

黒田電気の2018年度業績見通し

■2018年3月期業績見通し

売上高 160,000(-30.3%)
営業利益 5,700(-19.6%)
経常利益 5,600(-19.5%)
親会社株主に帰属する当期純利益 3,600(-25.7%)
1株当り当期純利益 95.66
配当金 67

※単位は1株当り当期純利益と配当金は円、その他は百万円、()内は対前年比

大変厳しい業績見通しとなりました。それに伴い予想配当額も大幅減となっています。

あおぞら銀行2017年3月期決算発表

続いてあおぞら銀行(8304)の2017年度3月期本決算内容です。

あおぞら銀行の平成29年度3月期決算

■あおぞら銀行の2017年度3月期業績

経常収益 134,704(+8.6%)
経常利益 51,764(-7.1%)
親会社株主に帰属する当期純利益 43,849(+0.8%)

※単位百万円、()内は対前年比

厳しい外部環境の中においては検討しているといえるのでは無いでしょうか。

続いて配当金額です。

あおぞら銀行2017年3月期配当金

■当期純利益及び配当金

  H.29年3月期 H.28年3月期
1株当り当期純利益 37.59円 37.29円
年間配当金 18.70円 18.60円

やってくれました。従前の予想を上方修正しての増配決定です。18.40円を予想していましたので0.30円の上方修正、前期比0.10円の増配です。数字としては僅かですが増配というのは嬉しいものです。

あおぞら銀行の2018年度業績見通し

■2018年3月期業績見通し

経常利益 56,500(+9.1%)
親会社株主に帰属する当期純利益 43,000(-1.9%)
1株当り当期純利益 36.86
配当金 18.40

※単位は1株当り当期純利益と配当金は円、その他は百万円、()内は対前年比

2018年度もほぼ前期並の数字になる見込みのようです。ただ2017年度決算を見ても分かるとおり同社は割合と保守的な業績予想をしてきますので、最終的に増額も期待して良いと思います。

三菱UFJフィナンシャル・グループ2017年3月期決算発表

次は三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)の2017年度3月期本決算内容です。

三菱UFJフィナンシャル・グループの平成29年度3月期決算

■三菱UFJフィナンシャル・グループの2017年度3月期業績

経常収益 5,979,568(+4.6%)
経常利益 1,360,767(-11.6%)
親会社株主に帰属する当期純利益 926,440(-2.6%)

※単位百万円、()内は対前年比

経常利益で二桁マイナスの数字となってしまいました。

続いて配当金額です。

三菱UFJフィナンシャル・グループ2017年3月期配当金

■当期純利益及び配当金

  H.29年3月期 H.28年3月期
1株当り当期純利益 68.28円 68.51円
年間配当金 18.0円 18.0円

こちらは想定通りの配当金額となりました。利益は出ているのだからもっと配当を払って欲しいと思いますがどうでしょうか。

三菱UFJフィナンシャル・グループの2018年度業績見通し

■2018年3月期業績見通し

同社は2018年3月期の業績予想を発表していませんが、親会社株主に帰属する当期純利益の目標を9,500億円と設定しています。

みずほフィナンシャルグループ2017年3月期決算発表

続いてみずほフィナンシャルグループ(8411)の2017年度3月期本決算内容です。

みずほフィナンシャルグループの平成29年度3月期決算

■みずほフィナンシャルグループの2017年度3月期業績

経常収益 3,292,900(+2.4%)
経常利益 737,512(-26.0%)
親会社株主に帰属する当期純利益 603,544(-10.0%)

※単位百万円、()内は対前年比

こちらは厳しい数字となりました経常利益がマイナス26%というのはキツイです。

続いて配当金額です。

みずほフィナンシャルグループ2017年3月期配当金

■当期純利益及び配当金

H.29年3月期 H.28年3月期
1株当り当期純利益 23.86円 26.94円
年間配当金 7.50円 7.50円

配当は7.5円と維持されています。

みずほフィナンシャルグループの2018年3月期業績見通し

■2018年3月期業績見通し

親会社株主に帰属する当期純利益 550,000(-8.8%)
1株当り当期純利益 21.67
配当金 7.50

※単位は1株当り当期利益と配当金は円、その他は百万円()内は対前年比

なんとも心許ない数字です。もっともっと収益力を高めて株主に還元して欲しいですね。

三井住友フィナンシャルグループ2017年3月期決算発表

最後は三井住友フィナンシャルグループ(8316)の2017年度3月期本決算内容です。

三井住友フィナンシャルグループの平成29年度3月期決算

■三井住友フィナンシャルグループの2017年度3月期業績

経常収益 5,133,245(+7.6%)
経常利益 1,005,855(+2.1%)
親会社株主に帰属する当期純利益 706,519(+9.3%)

※単位百万円、()内は対前年比

こちらは好調な決算数字となりました。各項目にプラスマークが並ぶのは気持ちがいいですね。

続いて配当金額です。

三井住友フィナンシャルグループ2017年3月期配当金

■当期純利益及び配当金

  H.29年3月期 H.28年3月期
1株当り当期純利益 516.00円 472.99円
年間配当金 150.0円 150.0円

増益ですが配当は維持となりました。

三井住友フィナンシャルグループの2018年3月期業績見通し

■2018年3月期業績見通し

親会社株主に帰属する当期純利益 630,000(-10.8%)
1株当り当期純利益 446.80
配当金 160

※単位は1株当り当期利益と配当金は円、その他は百万円()内は対前年比

増配予想を出してきてくれました。素晴らしいですね。

株式資産額2017年5月15日現在

■月のマグマ株式資産額

 2017年5月15日大引け時点

 56,761,436円

 先週末比  △160,148円(△0.28%)

上述の日本バルカー工業のように株価上昇銘柄もありましたが、月のマグマ資産は減少しています。本日の東証一部は値上がり854銘柄に対し、値下がりが1057銘柄となっていますから致し方ありません。

月のマグマ銘柄の決算発表は今日で出尽くしとなりました。今日までに発表された結果を受けて明日以降相場はどう動くのか楽しみに待ちたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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