聖徳太子が教科書でいなかったことにされそうになっていた

こんにちは、月のマグマです。現在一万円札の顔といえば言わずと知れた福沢諭吉翁ですが、40代以上の方にとっては別の顔が浮かぶという方も少なからずいらっしゃるのでは無いでしょうか。

旧紙幣聖徳太子201704

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ことの経緯

少し古い話題ですが、2月に文部科学省が公表した次期学習指導要領の改訂案が大きな反響と議論を呼びました。それは小・中学校の歴史の教科書の記述の指針を示す改定案が「聖徳太子」が「厩戸皇子」に、「鎖国」が「幕府の対外政策」などにそれぞれ言い換えられていたというものでした。

周到な「聖徳太子抹殺計画」 次期指導要領案は看過できない 拓殖大学客員教授・藤岡信勝

≪国民に「厩戸王」の定着を狙う≫

 文部科学省は2月14日、次期学習指導要領の改訂案を公表した。その中に、国民として決して看過できない問題がある。日本史上重要な人物で、日本国家自立の精神的よりどころとなった聖徳太子の名を歴史教育から抹殺し、「厩戸王(うまやどのおう)」という呼称に置き換える案が含まれているのである。

出典:産経ニュース

この文部科学省の改訂案について、その後広く一般国民からの声を募るというパブリックコメントが受付けられ、多数の国民の声が寄せられました。

その結果、特に聖徳太子の名称変更に対しては批判的な意見が多く寄せられ、教育の現場からも無用な混乱を引き起こす等の否定的意見が相次いだため、元の記述に戻すこととなりました。

聖徳太子は以降も聖徳太子を名乗ることを許され、厩戸皇子と呼ばれることを免れたことになります。

問題点の所在

聖徳太子といえば小野妹子に持たせた、隋の煬帝に送った親書があまりにも有名です。「日出ずるところの天子、書を、日没するところの天子に致す。つつがなきや・・」というあれです。

この手紙を受け取った煬帝の怒りは並大抵では無かったと伝えられています。

中原に咲いた華たる自らの帝国の冊封体制に組み入れているとばかり思っていた、海の向こうの小国から「日の没する国」呼ばわりされ、さらにはその手紙で中華帝国の絶対存在である自分のみが名乗れるはずの、天子の称号を勝手に使われ、暗に「俺たちは同格」と主張されてしまったのです。それは怒髪も天を衝いたことでしょう。

しかし、歴史の授業でこの逸話を聞いた我が国の子供達は、太子の採ったこの強国への毅然とした態度に大いに民族的誇りを刺激されることでしょう。その後も連綿と現在まで続くかれらの中華思想及び、その結果としての華夷秩序に1,400年も前の祖先が公然と反旗を翻した姿に大いに勇気づけられないはずはありません。

その太子の姿こそが、21世紀の今日でも寸分たりとも変わっていない、大陸中国と我が国との関わり方のお手本となることは教師が改めて説明するまでも無く理解することでしょう。

そんな聖徳太子の存在を歴史教科書から抹殺したくて仕方無い勢力がいます。それも聖徳太子を初め、その後幾世代にもわたる先達が築き・守ってきたこの国の中枢も中枢である、国の中央機関に巣くっているのです。病巣は深いといわざるを得ません。

彼らはまず偉大なこの歴史上の英雄の名前を、国民に忘れさせることから今回着手し始めました。

歴史上名前を忘れられた人物はいなかったことと同じになります。みなさんは日本人としてこの飛鳥時代に活躍し、その後のこの国の立ち位置を明確に示した大人物を「いなかった」ことにしたい勢力がいるという現実を忘れないでいただきたいと思います。

月のマグマの提言

諭吉翁も大変な傑物であり、近代日本に大きな功績を残した大人物であることには間違いありません。(「経済」も「為替」も諭吉先生が作った言葉です。)

しかし、ここはやはりもう一度一万円札を聖徳太子に戻すのがいいと思います。今後永久に聖徳太子でいきましょう。

そして、福翁には次点である五千円札に再登場していただいたらいいのでは無いかと思います。格下げ人事みたいでご納得いただけないでしょうか。そこは「天は人の上に人を作らず」の精神でなんとかご諒解いただきたく・・。

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