遠藤照明などが牽引して資産額5,800万円回復、アルインコが第1四半期決算発表

日銀の金融政策決定会合の結果を受けて株価は上昇、月のマグマ資産は5,800万円の大台を回復しました。

株式資産額2017年7月20日現在

本日現在の株式資産額と運用状況を公表します。

円安進行と歩調を合わせた全体相場の大幅上昇を受け、月のマグマ資産も増加しました。

週末ベースでは過去最高額となった先週末（14日）の数字を軽々と超え、5,800万円台を回復しました。

過去最高到達点である7/5の数字まであと7万円弱という水準まで戻ってきました。

遠藤照明などが資産増加を牽引

本日7/20は東証一部上場銘柄中211社が年初来高値を更新しました。

東証一部の上場会社数は2,024社ですので実に全体の1割以上の会社が年初来高値を更新したことになります。

月のマグマポートフォリオにおいても下記4銘柄が年初来高値を本日更新しました。

• アルインコ（5933）
• 新興プランテック（6379）
• 遠藤照明（6932）
• 日本バルカー工業（7995）

中でも本日の資産額増加に大きく貢献したのが遠藤照明です。

同銘柄は2016年度決算発表後の5月頃から急騰し、その後騰勢は弱まったものの株価は堅調推移していました。

遠藤照明（6932）の過去1年間の株価チャート

※ヤフーファイナンスより引用

それが本日再度騰勢を強めました。

高値は前日比46円高の1,280円、終値でも前日比29円高（+2.35％）の1,263円と全体相場を大きく上回る上昇となりました。

2017年6月末の月のマグマ株式ポートフォリオ

先月末時点の株式資産銘柄内訳（購入金額ベース）です。

遠藤照明は第8位に位置しており、資産への影響は小さくありません。

全購入額の平均値は1,250円ですので、ようやく平均値を回復したに過ぎず、売却はしばらく先になりそうですが明るいきざしが見えてきました。

継続保有したいと思います。

アルインコ2018年3月期第1四半期決算発表

本日持ち株のアルインコ（5933）が2018年3月期第1四半期決算を発表しました。

以下その内容を見ていきたいと思います。

アルインコの平成30年3月期第1四半期決算

■アルインコの2018年3月期第1四半期業績

売上高	11,901（+12.8％）
営業利益	646（+15.6％）
経常利益	746（+158.6％）
親会社株主に帰属する四半期純利益	446（+97.5%）

※単位百万円、（）内は対前年比

以前はテレビショッピングで良く耳にした社名。

最近ではエアロバイクやランニングマシーン等の家庭用フィットネス器具のイメージが強い同社ですが、実際の事業は脚立や足場等の建設仮設材の販売やレンタルといった、言ってみれば「硬派」な分野が主力となっています。

第1四半期期決算は大幅増益の素晴らしい数字が並びました。

中でも経常利益は前期比150%超の増益と大きく伸ばしました。

アルインコの2018年度業績見通し

■2018年3月期業績見通し

売上高	50,000(+12.1%)
営業利益	3,500(+20.1%)
経常利益	3,900(+58.6%)
当期純利益	2,200(+35.4%)
1株当り純利益	107.26
配当金	37

※単位は1株当り純利益と配当金は円、その他は百万円（）内は対前年比

2018年度通期でも大変好調な業績予想を崩していません。大きく業績を伸ばし、配当も1円増配の37円予定としています。

これなら年初来高値更新も当然という気もしてきます。

日の目を見ないうちから買って継続保有していた銘柄が、見直されて上昇する時こそ株式投資の王道の醍醐味ともいえます。

変則決算日を採用しているアルインコ

アルインコは他の多くの上場企業と同じく3月決算企業ではあるのですが、決算日が月末31日ではありません。3月20日を決算日としている珍しい会社です。

そのため今回の第1四半期決算も6月20日を基準日としています。

このことは配当を狙う際の権利確定日やそれに関連して貸株解除を行う際には注意が必要になってきます。

 

参考記事：【月末以外を決算日にしている会社】貸株制度使っている人は要注意

次回9月の中間配当の権利確定日は9月20日の3営業日前となる9月14日なります。

月のマグマのアルインコ持ち株状況

本日現在月のマグマはアルインコを600株保有しています。

取得単価の最高値は1,112円、最安値は909円、平均値は1,031円となっています。

当面継続保有するつもりでいます。