こんにちは、月のマグマです。
今日の東京市場は閑散相場でした。
ただ、朝方大きく値を下げていたのがその後プラスに転じ、そのままプラスを維持して取引を終えたので、ひけ味は悪くは無かったと思います。
そんな中、月のマグマの株資産は若干下げていますが、まったく気にならないレベルです。
3月末の配当権利日も近づいてきていますので、ゆったりと構えていこうと思います。
今日も取引はありません。
日経平均 | 19,251.08円 | +16.46 (+0.09%) |
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TOPIX | 1,547.01 | +2.47 (+0.16%) |
2017年2月16日現在株資産額
55,406,338円
上場企業の配当増加傾向続く
日経記事によりますと、上場企業の2016年度配当額が7年連続で増加し、2年連続で過去最高を更新したとのことです。
半面で、企業が生み出した付加価値に占める労働者の取り分を示す労働分配率は低下しているとのことです。これまで欧米の企業に比べて、株主の方を向いていなかったといわれる、日本企業の体質に変化がみられることを示唆する記事です。
この記事を読んで、配当をもらい続けることを主眼にした、長期投資こそが投資の王道であると改めて実感させられました。
というのも、少子高齢化が進む我が国で、将来の年金不安の声を昨今よく聞きます。実際のところ現状制度の維持が難しいのは火を見るより明らかでしょう。
個人向け確定拠出年金を、政府が強く押し出してきていることからもそれが分かります。自分で資産を築き自己防衛することが求められています。
そんな中での株主重視の姿勢を打ち出す企業の増加は、私たちの取るべき行動を、大変わかりやすくさせているのではないでしょうか。
つまり、安定的に配当を払い続ける財務健全で倒産リスクの少ない企業の株を少しずつでも買い続け、長期に渡って企業活動の実りの果実である配当をもらい続けるということです。
尚且つ象徴的なのが、労働分配率は下がってきているということです。就職した会社で一所懸命に働くことこそが、経済的安定のための常道とされてきましたが、これからはそうはいかないということです。
あてにすべきは給与所得より資産所得、という時代になって来ているのかも知れません。
そもそも考えてみてください。月のマグマが投資対象としている東証一部上場企業に勤めている会社員というのは、入社時には非常に狭き門をくぐり抜けて来た一種のエリートです。そのエリート達が必死の思いをして、ある者はノルマに追われつつ、またあるものはサービス残業をも厭わず、時には不幸にも心身を病んでまでも働いて実現させた成果こそが、我々投資家が受け取る配当の原資になっているのです。東証一部の会社の正社員になることは難しくても、その会社の株を買うことは証券口座と少々の種銭さえあれば簡単にできます。
我々が取るべき行動についてのこれ以上の説明は蛇足でしょう。
今後も配当をもらい続ける王道投資スタイルを貫いて行こうと思います。