低位安定のストッキング会社を利益確定の日に株式資産額過去最高更新

こんにちは、月のマグマです。

先週金曜発表の雇用統計を受けて一時115円台半ばまで行っていたドル円が、東京タイムには114円台まで円高に戻ってしまったこともあり、日本株は下げて始まりました。

売り一巡後はプラスに転じる底堅さを見せましたが、売買は盛り上がらず狭いレンジでの値動きとなりました。

売買代金も2兆円を大きく割り込み低調でした。

本日の株価指数

日経平均 19,633.75円 +29.14 (+0.15%)
TOPIX 1,577.40 +3.39 (+0.22%)

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アツギ(3529)を1,000株売却して売り切り

そんな中、本日の月のマグマはアツギ(3529)を1,000株売却しました。

残り保有株数が1,000株のみでしたのでこれで売りきりとなりました。

アツギは婦人用ストッキングを主力製品とする繊維メーカーですが、業績は低位安定飛行が長期間続いていました。

大きな崩れこそ無いもののまさしく泣かず飛ばずで、良くも悪くも安定しており年3円の配当が出続けていることのみで救われている銘柄でした。

経営陣も株主のことなど眼中に無いといった風情で、年3円の配当だけ受け取って後は静かにしていろといった姿勢が見受けられました。

業績が振るわないなか安定配当が続けられた理由は盤石の財務体質があったからです。

実に83.7%の自己資本比率を誇り無借金経営をしています。

倒産の心配は無いものの、業績がぱっとしませんでしたので株価は長らく低迷し、100円~110円近辺をひたすらウロウロしていました。

それが昨年10月くらいからにわかに同意付き、株価はじんわりと上昇を続けていました。

本日その時点の昨年来高値を更新した143円で売却いたしました。

地味だが財務健全で倒産の心配が少ない、また株価が低位でナンピン買い下がりの安心感があることなど実に月のマグマ好みの銘柄でしたが、いかんせん配当利回り2.4%程度では保有継続のインセンティブとはなりませんでした。

今回売却した1,000株は実に2009年1月に取得して長らく保有したものであり、購入金額は123円でした。

税金・手数料を引いて12,593円の純利益を実現させることができました。

3円配当ベースで考えてちょうど4年分のグロス配当収入を純利益で確保したことになります。

※この計算の仕方についてですが、得られたであろう配当収入は税込みのグロスで、実現させる売却益はすべての経費を引いた後のネットと比較するという、より自分に厳しい評価法で見積もることにしています。

日新製鋼TOB売却代金振り込まれる

先週3月6日に終了した日新製鋼TOBですが、月のマグマがTOBに応じて売却済みとなった1,100株分について本日代金が振り込まれました。

日新製鋼TOB過去記事

保有株にTOBがかかった時に起きること1

保有株にTOBがかかった時に起きること2

日新製鋼のTOBに応じて憤ったこと

日新製鋼TOBその後の経過

日新製鋼TOB本日締め切り

日新製鋼のTOB終了!応募株数が買い付け株数上回る

TOB価格1,620円✕1,100株=1,782,000円を受け取りました。TOBだと証券会社に払う売買委託手数料がタダなのがうれしいところです。

TOBの時には必ず委託手数料がただになるのかどうかについては、残念ながら月のマグマの知るところではありませんが、前回経験した、NECフィールディングの2014年のTOBの時も、無料でしたので大抵そうなのでは無いでしょうか。

これで今回の日新製鋼TOB顛末、月のマグマ編は完全に終了となります。

その後の日新製鋼の株価はTOB終了の翌々日に1,660円とTOB価格を大きく上回る昨年来高値を付けましたがその後は低迷、本日1,578円とTOB後の安値で引けています。

売るにも買うにも中途半端な価格域になっていますので当面静観の方針です。

月のマグマ株式資産額またまた過去最高を更新!

保有株の値上がりで月のマグマ資産は今日も増加しました。

先週末に更新した株式資産評価額の過去最高をさらに更新しました。

年度末の配当権利確定日が近づいてきています。

ここのところの相場の上昇で大分持ち株を売ってしまっていますが、これ以上は極力売らずに少しでも多くの株数を保持して権利を確定させたいと思います。

1999年投資開始来、株式資産額過去最高を更新!

2017年3月13日現在の月のマグマ株式資産額

56,398,491円(前日比 +120,338円)

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