企業の3月期決算発表が徐々に本格化する中全体相場は急ピッチで回復しつつあります。
⇒【月のマグマの株式保有銘柄】2017年3月期の決算発表予定日一覧
目次
全体相場の概況
■本日の株価指数
- 日経平均 18,620.75円 +190.26(+1.03%)
- TOPIX 1,488.58 +15.77 (+1.07%)
本日の東京市場は続伸となりTOPIX、日経平均とも1%を超える大幅高となりました。為替も1ドル111円台まで回復してきています。
キヤノン2017年12月期第1四半期決算発表
そんな中キヤノン(7751)が本日2017年12月期の第1四半期決算を発表しました。
キヤノンの平成29年度12月期第1四半期業績
■2017年度第1四半期業績
売上高 | 972,761(+22.0%) |
---|---|
営業利益 | 75,665(+88.8%) |
税引前四半期純利益 | 78,010(+70.5%) |
株主に帰属する四半期純利益 | 55,089(+96.8%) |
※単位百万円、()内は対前年比
先だってキヤノンの第1四半期決算が好調との報道がされていましたが、その通りの結果となりました。為替の影響が大だとは思いますが、立派な業績回復具合だと思います。
キヤノン2017年12月期配当金予想
■当期純利益及び配当金
今回配当予想は未定となりました。
キヤノンの2017年度通期の業績見通し
■2017年12月期業績見通し
売上高 | 4,020,000(+18.2%) |
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営業利益 | 270,000(+18.0%) |
税引前当期純利益 | 280,000(+14.4%) |
株主に帰属する当期純利益 | 180,000(+19.5%) |
1株当り当期純利益 | 164.83 |
配当金 | – |
※単位は1株当り純利益と配当金は円、その他は百万円、()内は対前年比
通期の業績見通しでは1株当り純利益が164.83円となりました。もしこの見通し通りにいけば、過年度実績の年間配当額150円を据え置いた場合でも1株当り純利益が配当額を上回ることになります。
昨期は1株配当金額が1株当り純利益を上回るたこ足配当になってしまいましたが、その状態を即脱出できることになります。
不調を長引かせないというのは非常に素晴らしいことです。
北陸電力2017年3月期決算発表
北陸電力(9505)は本日が2017年度3月期本決算の発表となりました。
北陸電力の平成29年度3月期決算
■北陸電力の2017年度3月期業績
営業収益 | 545,572(-0.4%) |
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営業利益 | 10,539(-72.4%) |
経常利益 | 2,012(-92.8%) |
親会社株主に帰属する当期純利益 | -622(-%) |
※単位百万円、()内は対前年比
大変悪い数字と言わざるを得ませんが、予想された範囲の結果となりました。むしろ決算と同時に発表された業績予想と実績値の差異は、ポジティブサプライズとなりました。
売上高に相当する営業収益こそ予想より減少したものの、それ以外の営業利益、経常利益、純利益はいずれも予想数字を上方修正する結果となりました。
続いて配当金額です。
北陸電力2017年3月期配当金
■当期純利益及び配当金
H.29年3月期 | H.28年3月期 | |
---|---|---|
1株当り純利益 | -2.98円 | 61.74円 |
年間配当金 | 35円 | 50円 |
こちらも従前からの情報通り通年で15円減配の35円で落ち着きました。
北陸電力の2018年度業績見通し
■2018年3月期業績見通し
営業収益 | 580,000(+6.9%) |
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営業利益 | – |
経常利益 | – |
親会社株主に帰属する当期純利益 | – |
1株当り当期純利益 | – |
配当金 | – |
※単位は1株当り純利益と配当金は円、その他は百万円、()内は対前年比
営業収益以外は未定となっています。来年度の奮起に期待したいところです。
月のマグマ株式資産額
■月のマグマ株式資産額
2017年4月26日大引け時点
55,517,556円
前日比 +590,600円、 +1.08%
先週末比 +1,929,130円、+3.60%
全体相場の回復に合わせて月のマグマ資産も急ピッチで資産額を回復させています。資産の詳細な推移等の振り返りは週末の記事に反映させる予定でおります。
先週の結果はこちら⇒配当利回り4%目前の日本郵政ナンピン買い、資産は急反発で増加中