本日は相場格言でいうところの「稲妻の輝く瞬間」が相場に到来した日になりました。
この格言は個人投資家必読の書といわれる名著、「敗者のゲーム」中で語られる言葉だといわれています。(月のマグマは未読)
曰く、市場に居続けることが大事であり、いつ訪れるか分からない「市場に稲妻が輝く瞬間」と表現されるような強烈な上昇を逃してはいけないという趣旨で語られます。
本日の日本株式市場はそんなまさしく稲妻が輝いた日となりました。
日経平均・TOPIXともほぼ右肩上がりで日経平均は400円超の上昇、東証33業種はすべてが上昇し、東証一部の売買代金は3兆7千億円を超える大商いとなりました。
株式資産額が過去最高を更新2017年11月1日
まさに絶好調な全体相場と軌を一にして、月のマグマ資産も大幅に増加しました。
2017年11月1日大引け時点
62,776,300円(過去最高額更新!)
・前日比 +912,400円(+1.47%)
・先週末比 +492,635円(+0.79%)
・ブログ開始時比 +8,245,332円(+15.12%)
一日の資産増加額が90万円超という、直近では記憶に無いほど輝いた日となりました。
そして、先週末の金曜日10月27日に記録した資産過去最高額を50万円近く更新し、株式資産過去最高額を記録しました。
TOBを発表した黒田電気がストップ高
昨日第2四半期決算と同時に、投資ファンドによるTOBの実施を発表した黒田電気【7517】がストップ高のまま大引けを迎え、比例配分となりました。
終値は前日比500円高(+24.75%)の2520円となり、本日の東証一部値上がり率堂々の第一位となりました。
■黒田電気過去2年間の株価チャート
※SBI証券HPより引用
今回のTOB価格は2720円ですので、明日以降その水準までは買い進まれることでしょう。
今回のTOBの買取りの窓口となるのは大和証券のため、大和証券に口座を持っていない人はTOBに応じることはできません。
応じたければ今から急ぎ大和証券に口座開設をしなくてはいけませんし、その後今使っている証券会社から大和証券の口座へ手持ちの黒田電気株を移管する手続きをしなくてはいけません。
繰り返しになりますが、今後転売目的でTOB価格付近までは買い需要があるはずなので、それら手続きが面倒な向きは明日以降市場で売却しても良いでしょう。
ただ、ほとんどの場合TOBに応じて売却した場合、証券会社へ支払う売買委託手数料はタダになります。
また、TOB価格付近までは騰がるとは言っても、転売目的の投資家も利益ゼロでまで買おうとは思いませんからTOB価格以上にはなりにくいものです。
そんな、売買手数料及びTOB価格との微妙な価格差を新規に大和証券に口座開設をし、さらに株の移管手続きをする手間賃として看過できるかどうかで口座開設するかどうかを決めれば良いと思います。
個人的には、大和証券に口座を持っている人はTOBに応じる方が得だと思います。
ただ希に市場でTOB価格を超えてくることもあることは覚えておいて損は無いと思います。
参考までに今年3月に日新製鋼【5413】のTOBに応じた時の記事のリンクを残しておきます。