【決算発表】高騰したIDECを売却、日本バルカー工業、シナネンホールディングス

本日が2017年3月期決算企業の決算発表のピークとなりました。東証一部上場企業のうちのおよそ400社が本日に決算発表を行ったということです。

そんな中月のマグマ銘柄では本日3銘柄が決算発表を行いました。

IDEC日中チャート20170512

※株価チャートはヤフーファイナンスより引用

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IDEC2017年3月期決算発表

まずは各種スイッチなどの大手メーカーIDEC(6652)の2017年度3月期本決算内容です。

IDECの平成29年度3月期決算

■IDECの2017年度3月期業績

売上高 43,426(-0.1%)
営業利益 3,547(+11.7%)
経常利益 3,357(+5.5%)
親会社株主に帰属する当期純利益 2,440(+42.9%)

※単位百万円、()内は対前年比

売上高こそ前年並みですが、増益決算となりました。

続いて配当金額です。

IDEC2017年3月期配当金

■当期純利益及び配当金

  H.29年3月期 H.28年3月期
1株当り当期純利益 80.68円 56.50円
年間配当金 40円 36円

通常配当36円に記念配当4円を足して年間配当額は40円になりました。

IDECの2018年度業績見通し

■2018年3月期業績見通し

売上高 55,500(+27.8%)
営業利益 6,026(+69.7%)
経常利益 5,620(+67.4%)
親会社株主に帰属する当期純利益 3,920(+60.6%)
1株当り当期純利益 129.50
配当金 40

※単位は1株当り当期純利益と配当金は円、その他は百万円、()内は対前年比

今年度の業績見通しが営業利益以下の利益が全て+60%を超える超絶強気見通しが発表されました。場中に発表されたこの次年度予想を受けてIDECの株価は急騰しました。

急騰したIDECを利益確定売りするも早売りとなってしまい悔しがる結果に

この記事の冒頭にある株価チャートが本日のIDECの株価推移です。決算発表直後から株価は急騰しました。それまで1,300円前後をウロウロしていた株価は一気に1,400円オーバーとなり、その後あっさりと1,500円も突破すると高値はジャスト1,600円まであり、終値でも1,572円の暴騰となりました。

同株を100株保有していた月のマグマは1,454円で売却してしまい、その後の高騰を享受することが出来ず悔しい思いをする結果となってしまいました。ちなみにIDECの本日の値上がり率は19.27%となり、堂々の東証一部値上がり率ランキング1位となりました。

IDEC売却画面20170512

買値は932円で買っていた分を売りましたので、税金・手数料を引いた純利益で40,767円を確保しました。増配となった配当金額ベースでも10年分の配当額を売却益で確保したので良しとしたいと思います。

それでもVWAPが1,472円と売値より高くなっているのを見るとやはり売り急いでしまったかなと改めて悔しい思いをしています。

日本バルカー工業2017年3月期決算発表

続いては工業用パッキンやガスケットの大手メーカー、日本バルカー工業(7995)の2017年度3月期本決算内容です。

日本バルカー工業の平成29年度3月期決算

■日本バルカー工業の2017年度3月期業績

売上高 43,640(+6.1%)
営業利益 4,065(+30.1%)
経常利益 3,929(+28.5%)
親会社株主に帰属する当期利益 2,348(+34.0%)

※単位百万円、()内は対前年比

営業利益以下が全て30%前後の増加という好決算になりました。

続いて配当金額です。

日本バルカー工業2017年3月期配当金

■当期純利益及び配当金

  H.29年3月期 H.28年3月期
1株当り当期純利益 132.93円 99.19円
年間配当金 12円

日本バルカー工業は昨期の途中となる平成28年10月に5株を1株にする株式併合を行ったため、通年での1株あたり配当金が提示できなくなっています。ただ併合前ベースで考えると理論上15円の配当に相当し、増配ということになります。

日本バルカー工業の2018年度業績見通し

■2018年3月期業績見通し

売上高 45,000(+3.1%)
営業利益 4,500(+10.7%)
経常利益 4,400(+12.0%)
親会社株主に帰属する当期純利益 2,700(+15.0%)
1株当り当期純利益 152.83
配当金 70

※単位は1株当り当期純利益と配当金は円、その他は百万円、()内は対前年比

二桁増益の堅調予想となっています。ただ配当金額は前期は実質75円支払われていたことを考えると不満が残ります。配当性向が下がっています。

シナネンホールディングス2017年3月期決算発表

続いて燃料商社のシナネンホールディングス(8132)の2017年度3月期本決算内容です。

シナネンホールディングスの平成29年度3月期決算

■シナネンホールディングスの2017年度3月期業績

売上高 218,242(+4.4%)
営業利益 2,934(-16.3%)
経常利益 3,424(-19.9%)

親会社株主に帰属する当期純利益

2,584(+16.4%)

※単位百万円、()内は対前年比

ぱっとしない決算数字が並んでいます。

続いて配当金額です。

シナネンホールディングス2017年3月期配当金

■当期純利益及び配当金

  H.29年3月期 H.28年3月期
1株当り当期純利益 200.26円 172.79円
年間配当金 100円

シナネンも日本バルカーと同様5株を1株にする株式併合を行ったため、通年での1株あたり配当金が提示できなくなっています。しかし前期は今期の表記に倣うと75円に相当する配当額だったため増配ということになります。ただし増配分の25円は記念配当になります。なんだかややこしいですね。

シナネンホールディングスの2018年度業績見通し

■2018年3月期業績見通し

売上高 256,000(+17.3%)
営業利益 3,600(+22.7%)
経常利益 3,800(+11.0%)
親会社株主に帰属する当期純利益 2,300(-11.0%)
1株当り当期純利益 177.17
配当金 75

※単位は1株当り当期純利益と配当金は円、その他は百万円、()内は対前年比

経常利益までは二桁増益なのに当期利益でマイナスになってしまっています。配当も記念配当分が剥落して元に戻ってしまっています。戻さないで欲しいですね。

終わりに

以上が本日の月のマグマ保有銘柄の決算内容になります。次回更新のブログ記事で今週の投資結果をご報告したいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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